忙しいということはとてもいい事で、店に活気が生まれるし、やりがいも生まれる。特に5~6人位のお客さんだとにぎやかですが、金額も高く付きます。
その日も忙しい一日、そしてその数人はやってきました。
にぎやかにおしゃべりをして小一時間、さて帰りましょう!!
マスター!おいしかった! マスター!また来るね!
うるさくてごめんなさいね!一人一人口々に挨拶する人達。
感じがいい人達だ。そして最後の一人が
マスター! ごちそうさま!!(バタンと戸が閉まる)・・・・・
一瞬の静寂あと誰もいなくなりました。
お金は?? ヘェ?? ナニ??
小心者の私は後を追うことは出来ませんでした。
後日その中の一人がやってきて話をすると、
えー!やだー!先輩がおごってくれるって云ったのに!!
うそー!
その先輩は最後に帰った人、みんなで勘違いをしていたそうです。
よかった、わざとじゃなくて、正直云うと疑っていました。ごめんなさい!!